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2007年7月 9日 (月)

先輩の言葉

「役者が食えるようになるには まずは続けることだ」 

仙台から単身上京し、文学座の研究所を卒業、さてこの後どうしたら良いのか見当もつかず、文学座の大先輩に相談したときの言葉。

大きなチャンスをつかんでビッグになってやる なんて若気の至りで鼻息の荒かったころ、この言葉にすこし肩透かしを食った。

以後、文学座の同期のつてで大小様々な舞台に立ち、バックダンサー、映画のエキストラをやりながら、誰か俺の才能に気付いてくれ! と食うものも食わず、我武者羅。やっと大手劇団の仕事が回ってきて、アルバイトなしでも贅沢しなければとりあえず食えるまでに。

旅公演で全国を回り、ラストの公演地、札幌で チチキトク の連絡。旅が終わり、東京へは戻らずそのまま仙台へ。父の最期を看取れたものの、問題を抱えてしまった。戻って家業を継いでくれという親父の最後の言葉。

この言葉は重かった。仙台に戻りTVの仕事も頂いたが、何か違う・・・。自分の劇団を旗揚げし、公演を打ち、専門学校や高校で演技講師をし、やっと自分らしい役者らしいペースが掴めた。

卒業生を6回送り出し、何人かはTV、ラジオのレギュラーで稼いでる。振り返ってみると、東京時代のように100%役者だけで稼いでいるわけではないが、確かに役者で食っている。この遠回りな道筋は自分だけの役者馬鹿道。

今になって先輩の言葉の真意を感じる。そして今度は自分の言葉として生徒に伝える、

「役者が食えるようになるには まずは続けることだ」 

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コメント

はじめまして。
役者続けて20年ですか! すごいです。

私は漫画家やって十数年で辞めたんですが、また書きたくなって、グログで書き始めました。
男の人にはあんまり面白くないかも知れませんが、お時間があったら見てください。

続ければ、何かにつながるのかもしれませんね。

がんばってください。

投稿: remi | 2007年7月 9日 (月) 21時11分

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